最高峰の輝きを持つオーデマピゲ

世界三大高級時計メーカーの一つとして名高いオーデマピゲは、創業の頃から続いている超複雑時計開発の分野においてスイス屈指のブランドとしての名声を確かなものにし、さらには、革新性に満ち溢れたスポーツウォッチとして世界にインパクトを与えたロイヤルオークによって、時計ブランドの最高峰としての地位を揺るぎないものにしました。
1875年、ジュール=ルイ・オドマールとエドワール=オーギュスト・ピゲによって、高級時計ムーブメント製作会社として設立されて以降、140年ものあいだ途切れることなく家族経営を続けてきたこの名門時計ブランドは、創業以来130年以上もの長きに渡って、一度も他社資本からの買収を受けることなく、家族経営を貫いている珍しいブランドでもあります。

創業期から革新性に満ちた挑戦的なブランド

複雑な機構を競い合うようにして懐中時計のムーブメントに組み込んでいた19世紀末の時計界にあって、オーデマピゲも他のメーカー同様、芸術品のような精緻なスタイルの時計や、女性用の宝飾時計を多く製造販売していました。とりわけ、1899年に販売されたユニヴェルセルとして知られるモデルは、当時最先端だった数々の複雑な機構を、詰め込めるだけ詰め込んだ、非常に革新的な懐中時計として評判を呼びました。
この時計開発への情熱は、創業者の引退後も受け継がれ、小型化や薄型を追求しながら発展を遂げ、1921年には、世界で最も薄い、厚さわずか1.32ミリの懐中時計を開発することに成功しました。世の流れが腕時計時代に突入したあとも、創業当時からの開拓精神は衰えることなく、今に続く名門の誇りとなっています。

憧れを一身に受けるロイヤルオーク

オーデマピゲと言えばロイヤルオークというほど有名な、このラグジュアリースポーツウォッチは、1972年に「鋼へのオマージュ」というキャッチフレーズと共に、センセーショナルなデビューを果たしました。ムーブメントはすべて自社開発で、当時金無垢仕様が当たり前だった高級時計にステンレススチールを採用し、世界を驚愕させました。特徴的な8角形のケースデザインは、イギリスのプリンス・コンソート級装甲艦であるロイヤル・オークの舷窓からインスピレーションを受けたとされ、その名がモデル名に採用されることになりました。タペストリーと呼ばれる独特な文字盤の装飾をはじめ、スタイリッシュなデザインにふさわしい高い機能と、特殊防水性能と堅牢性とが織りなす最高級時計のオーラが、多くの人々を魅了し続けています。